ジャンボタニシ（スクミリンゴガイ）の被害防止について
ジャンボタニシ（スクミリンゴガイ）は、淡水巻貝の一種で、水稲等を食害し、食欲旺盛で繁殖力が強いため、急速に被害が拡大します。
また、水田や用排水路で土中に潜って越冬し、水路や稲の株などに濃いピンク色の卵塊を産み付けます。
〈冬期の防除について〉 ★水田内の越冬個体数を減らすことで、ジャンボタニシの被害防止に繋がります★
①耕うん
ジャンボタニシは寒さに弱いので、厳寒期（１～２月）に水田の表層５cm程度を浅く削るように数回耕運し、寒さにさらしたり、貝を破砕することで、水田で越冬する貝を減らすことができます。
②水路の泥上げ
水路の泥上げをして、寒さにさらすことで、越冬場所をなくすことができます。
地域全体で実施するとより効果的です。